悪ノ娘 黄のクロアテュール 著:悪ノP mothy [本の感想]

2010年12月2日(木)
「悪ノ娘 黄のクロアテュール」 著:悪ノP mothy
ニコニコ動画で話題になった悪ノPによる楽曲「悪ノ娘」と「悪ノ召使」のノベライズ版。悪ノP自ら執筆。
娘、召使と共に曲中の「赤い鎧の女剣士」やリグレットメッセージ、白の娘など「悪ノ」シリーズ他のエピソードも含まれる。
曲中に登場していたボーカロイドのキャラ以外にもルカやがくぽ、GUMIやLEONなども重要なポジションで登場している。


大きなネタバレはないと思いますが、一応追記から。
個人的な感想ですので、ご了承ください。 感想
正直、中途半端な感じがして残念。
原曲が神すぎて、影響が強すぎるのか、なんだかなぁって感じです。
悪ノ娘だけだとリンの悪逆非道さが目立つけど、召使で打ち消されるじゃないですか。
リンの無邪気さを知っているレン。
公式じゃなかったかもだけど大臣たちの政治的思惑でわがままを放置されて、教育もまともにされず、大臣たちが私腹を肥やして責任を全部リンに負わせたんじゃないのかなぁ…と思ってたのですが。
なんだかリンのわがままに処刑されることをおびえてすべての大臣や大人たちが従っているのはなぁ…
なんかちょっと曲が良すぎたせいか、詰めが甘い気がしましたね。
リンがわがままなのは周りの大人たちが教育しなかったから。本質は無邪気。
尊敬する母のようになりたくて気丈に強くあろうと真似てみたが、うまくいかなかった。だからレンくんは守りたいって思ったんじゃないのー?
だからこそ、他のすべてを捨ててでも守ったんじゃないのー?って。
他のキャラたちのエピソードはよかったと思うんだけどね。
レオンハルトの話はどきっとしましたね。もうちょっとちゃんと見たい!!!!
処刑前の、レンとメイコの会話はよかった。苦しい。
でもやっぱり、なんか説得力がないというか、あの言葉が出るほどリンに魅力がないんだよね。もっとリンの魅力が出せていたら、泣いたと思う。
曲だけでよかったんじゃないかなぁ…なんて。
曲だけなら多くは語らずとも、想像で補完できる。でも小説にするのならもうちょっといろんなことを語ってほしかったかなぁ。
登場人物増やしすぎて個々の魅力半減な感じ。
もともと小説家じゃないし、仕方ないのかなぁ…なんだろ、個人サイトとかに掲載されていたら、感動したかもしれない。たぶんこれは、書籍化されたことへの過度な期待を裏切られた感じだ(笑)

とりあえず、リンちゃんはもっと可愛い!!!!

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コメント 2

ナノ

( ´Д`)キモッ
by ナノ (2013-08-19 22:44) 

ナノ

リンちゃんゎ悪ノ娘でもかわいいよ◥(ฅº₩ºฅ)◤
by ナノ (2013-08-19 23:28) 

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